アフリカンシクリッドの腹水病

アフリカンシクリッドの腹水病

アフリカンシクリッドは餌をひたすら食べようとします。
食べても食べても食べてしまう。

おそらく、そういう現地の習性、本能が残っているのだろうと思います。

しかし、食べるものがカロリーが高いものだとか、油が多いとか、気にしてはいません。私たちも高カロリー食を食べ過ぎて、体に支障をきたしてしまいます。

腹水病っていう言葉はただしのでしょうか?
腹水病といっても2種類あるきがします。

・食べ過ぎたなと思ったら次の日に死んでいた。

・食べ過ぎだろうと思っていたら、浮き袋がおかしくなって、沈みっぱなしか、浮かびっぱなしになっていた。

多分、シクリッドは、前者のほうがおおくて、これは腹水病なのか?
という気がします。単純に、食べ過ぎによる死です。これが多いとおものですが。
また、これは、他の魚種でよく他の同居魚を食い散らかしていたエンゼルフィッシュなどが、ばちがあたったかのごとく、沈みっぱなしになって、餌がとれなく、がししていきました。

腹水病と誤解してしまうものに、ぷかぷか病と呼んでいるものもあります。
これは、餌を与えた直後から、1日くらい、体に空気がはいっているかのように水面に浮かび上がってしまいます。これは、スマトラにフレークフードを与えていると、グリンスマトラに多いんですが、ぷかぷか浮いてしまいます。
空気を餌と一緒に胃に入れてしまったんでしょう。

これは、ほんと癖というか、しょうがない。餌のやり方を沈ませるなどして工夫する。

アフリカンシクリッドの腹水病といっても、これだけいくつか、あるわけです。
まだまだ、日本では飼育者がすくないから、それほど知識が普及していないんでしょうか?

しかし、餌のやりすぎはアフリカンシクリッドの腹水病の中ではいちばん、注意したいところです。

ど うしても、弱い魚に十分餌が行くようにすると、強い個体が食べ過ぎになり死んでしまう。これは、餌のやりかたを工夫するしかなく、1回の餌の量を少なくし て、回数を増やして与える。さらに、餌をすり鉢で粉状にして与えると、小さい個体も大きい個体もそれほど食べる量に差がでずに、均等に食べられます。

また、大きい個体は粉状だと食べる手間がかかるので、それほど食べずに満足感を得られるので、ダイエットになります。

一日の回数も、少量を数回に分ける方が、魚には負担がかかりません。
食べ過ぎで腹水病にかかるリスクもその分減ります。

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