飼育設備(60cm水槽)

飼育設備(60cm水槽)

アフリカンシクリッドには、最低でも90cm以上は欲しいと言われる水槽ですが、60cmレギュラー水槽でアフリカンシクリッドを飼育してみたいと思います。

ア フリカンシクリッドは喧嘩が多い、大きくなる、水が汚れる等の理由で60cm水槽よりも90cm水槽の方が適していると言われますが、確かに場所にゆとり があれば、それでいいんですが、得てして場所に余裕が無い、もしくは、既存の60cm水槽を利用したいということが多いのではないかと思い、60cm水槽 で、アフリカンシクリッドをレイアウトも楽しみつつ、飼育したいと思います。

別に60cmにこだわる必要はありません。
水槽は大きいのが置けるのであれば、大きいものでもよいですが、場所により最適なサイズの水槽をレイアウトしてください。

部屋全体として、水槽やキャビネット、道具入れを考慮して、見た目がきれいになるような配置と水槽サイズを考えてください。
大きければいいというワケではありません。床の耐荷重の問題もありますし。

自分は、一番標準的な60cmレギュラー水槽(57L)、上部式濾過装置、ヒーターあり、(なしも場合によりOK)で行ってみようと思います。

大きくてもいいですが、あくまでも、一般的にメジャーな飼い方で飼育することを目標にしてみようかと思います。
また、一通りの熱帯魚の病気や飼い方なども経験済みの方が、アフリカンにでも手を出すかという感じを狙っています。
やはり、前提として、何も飼ったことがなく、始めて水槽を買ったという人は、もう少し予備知識を持ってから挑戦してみてください。

あとは、自己責任でよろしくお願いします。当方にて責任は一切負いかねます。。。




さて、
水槽:60cmレギュラー
濾過:上部式濾過
底砂:黒い砂(富士砂、園芸用のもので、洗浄、塩水消毒などが必要。)
サンゴ砂をひくと、保護色で魚の色が薄くなりがちですので、黒をおすすめします。サンゴ砂をろ過装置にいれるか、オブジェクトとして、大きな貝ガラなどを多く設置するというのもいいかと思います。(うちは、貝殻派です。)

ヒーター:うちはなしでやっていますが、白点病だけが心配です。新しい水槽などでは、可変式のヒーターがあったほうが安心かと思います。得てしえ、古い水槽に白点病は発生しないのですが。。
また、うちは小さく育てたいので、夏場以外の水温は低くしています。そのほうが、餌も絞れて、水の汚れもひどくならないです。

◎ストレーナーにスポンジ:
ろ過装置の吸水口にスポンジを付けておくといいことがあります。ろ過装置の中を掃除しなくてすみます。
ただ、スポンジが詰まると濾過がとどこおって、一気に壊滅状態になりますのでそこの確認は重要です。もう、ろ過装置を5年くらい洗っていない。。いいんでしょうか??
それは極端ですが、アフシクの場合は糞の量が多いので、どんどん汚れます。そういう対策は必要かと。

照明:基本的に自分がみるための照明としています。普段は、消灯。その方が争いが少ない感じがします。また、そのため、水草はありません。。。

餌:
キョーリンの熱帯魚の餌。フレーク状のやつです。去年から値下がらないので、同社、金魚用のフレークに飼えました。200円です。フィッシュミール、オキアミ、海藻、スピルリナ、、、まー、雑食という感じでバランスいいかと思います。

病気:
アフシクの病気で気をつけるのは、病気じゃないですが、食べ過ぎ!です。
食べ過ぎてだめになるというのは、よくあります。腹水病といっていますが、まともに泳げなくなって、翌日くらいには☆です。
非常に残念なのがなんにも悪いところがない。完全に飼育者の給餌が問題!
どんなにいい個体でも、これではもったいないですので、ご注意を!

とくに、ムブナ類は草食性のため腸が長く、食べ過ぎに弱い傾向があります。

次に、エロモナス系の病気です。水換えを怠ったり、ろ過装置が水をよく回転させていなかったりすると、水質が一気に悪化して病気になります。マウスファンガスなどもありますし、喧嘩の傷ができやすいので、細菌の感染が多いです。

隔離槽:
傷付いた個体や、暴れん坊、サイズが合わない幼魚などを、収容しておく水槽が必要かと思います。
グッピー用の産卵箱でもいいです。水が同じで便利ですので。

魚種:
これに尽きると思います。いまだ、研究中ですが、決して、3匹700円とかで、オレンジ、黄色、ブルー、ストライプなどのMixのアフシクから、すくいとるやつだけは、下手に手を出さないことです!!!
あれは、ムブナ類の改良種がほとんどですが、かなり凶暴です。歯もあります。綺麗でいいですが、水槽のアクセントに1種入れるのはいいかと思いますが、自分は、オレンジ、黄色、ブルーを3匹づつかって、1年ごに2匹になっていました。
傷つき、病気となりだめになりました。水換えを怠ったというのもありますが、。。

最後は、結局、1匹が残りました。とても食欲旺盛で、餌をやりすぎダメにしてしまいました。新たに導入した小さいのに行き渡らせようと思って、いっぱいあげたが、大きいのが全部食べて、自爆です。

あと、あのMixアフシクって、ほんと、綺麗な品種も入っているんですけど、あんまり綺麗じゃないですよ。他の無数にいるアフシクに比べたら。特にメタリックブルーがアフシクのメインカラーだと思うのですが、それはMixアフシクに居る魚には一切ありません。
そういうわけで、一回目のアフシク飼育は、もう二度とやるもんか!という、アフシクぎらいになりました。

あれが、アフシクブームをだめにした犯人じゃないかとおもっているのですが。個人的には黄色いやつ、あれは凶暴でイヤーなやつっていう印象です。

とにかく、ムブナ類は歯があります!ちょっとのつまりでつついてもやられたほうは、ぼろぼろです。
最初は、ムブナ類はまずは避けたほうが無難かと思います。

Haplochromis(ハプロクロミス)類で行きましょう。メタリックブルーが好きならなおよいです。
購入時に一番きにすること、それは価格です!
はじめてアフシクを飼いだす場合、安価であることが最重要です。
しかし、安価でも何者なのかわからない個体が多いものです。幼魚時には地味でみな同じ色をしています。
流通名も複数あり、調べるだけで、大変です。ショップで水槽を眺めていても何も解決しないでしょう。一般的なショップで売っている安価なアフシクをまずは始めるのかと思います。それでも、アフシクおいていないショップはだいぶ増えました。

また、店員のアドバイスも利益重視であまりあてにするのはどうかと思います。一般的なショップは。また、この買い方はやめたほうがいいというのがいくつかあります。もう二度とやるもんかと思うかもしれません。

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